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2018年紡績輸出は「脱グローバル化」に直面する

(www.ecf.gov.cn)        更新: 2017-12-13

        今年に入って以来、国内経済が安定し、グローバル経済が向上するにつれ、我が国の対外貿易発展環境も明らかな改善が見られた。しかし、我が国の輸出貿易額の1/3を占める紡績業の2018年対外貿易傾向はやはり慎重に重視するべきである。業界関係者の話になると、来年対外貿易が安定して成長する可能性が大きいが、「脱グローバル化」の流れに直面する体勢も整えなければならない。

        今年の第三四半期まで、我が国の輸出総額は同12.4%増で、安定した成長の目標を実現している。しかし、2017年第三四半期間までの綿紡績対外貿易傾向から見ると、明らかな改善は見られなかった2017年1月から9月まで、レートの大幅な変動に影響され、綿紡績製品と綿製服装の輸出額は去年同期に比べ、マイナス成長を見せており、輸入額はプラス成長となっている。綿紡績製品の輸出貿易額は同0.52%減、綿製服装の輸出貿易額は同2.82%減となった。

        原因を探れば、複数の要素が見られる。まず、世界経済の成長スピードが大幅に向上しない中、国際貿易投資は持続的高速発展の体勢を維持することは難しい。続いて、商務部が発布した研究報告から見ると「脱グローバル化」を形成する原因はいまだに存在しており、保護主義の傾向がまだ続いている。貿易保護主義のマイナス影響は長期にわたって存在し、先進国、新興経済体の二重のプレッシャーが我が国の対外貿易輸出を抑えている。

        今年の第三四半期まで、我が国の対外貿易大省―浙江はアメリカ、インドなど19カ国と国が提唱した貿易救済調査案84件に遭遇し、事件関連金額は同24.1%増の17.85ドルに達した。義烏で、付加価値が低く、シンプルな産業チェーンの労働密集型製品は東南アジアから大きなダメージを受け、服装、バッグなどの産業注文が明かに東南アジア、中東欧地区へ移っている。

        新たな国際産業競争が激しくなるにつれ、我が国の輸出は先進国製造業の回流と新興経済体中低レベル製造業起業のダブルプレッシャーを受ける可能性がある。商業部のデーターによると、今年八月まで、中国労働密集型製品が欧州連合と日本でのマーケットシェアはそれぞれ0.5%と0.9%のマイナス成長を見せ、東南アジア国家の製品が占める割合は明かに高くなっている。

        この脱グローバル化ブームの元をたどれば、2016年から2017年世界政治界、特に欧米国家の政治、経済環境に大きな変化が起きたからである。トランプ大統領を代表とする「反建制派」政治家らが政権を握り、彼らの政治綱領は本国の事務と本国の経済発展及び民生に専念することである。トランプ大統領の移民制限法案、TPP離脱からイギリスのeu離脱、そしてヨーロッパその他の民族主義政党選挙の各級での勝利はいずれも脱グローバル化のブームを表している。

        数十年間流行り、求め続けられたグローバル化の前に厳しい挑戦が立ちはだかる。現在、顕在的・潜在的な貿易保護政策が次から次へと現れ、脱グローバル化は世界一体化の歩みを止める大きな足手まといとなった。多角貿易体制の権威性も大きく影響されている。米国は2007年から、中国から輸入した製品について反ダンピング調査を繰り広げると同時に相殺関税調査も行っている。調査対象は合金アルミシート以外にも、化工、紡績、鋼管、自動車、太陽エネルギパネルなどの分野に関わっている。

        脱グローバル化をどう抵抗するかは、我が国の政府と対外貿易企業の避けられない挑戦となっている。専門家の分析によると、市場、資本、ネットワーク、政策、文化、社会等の要素がグローバル化を深く推進している。脱グローバル化と貿易保護主義のブームがあるが、グローバル化の発展は止められないものである。地域同士、国同士、企業同士の資源能力が幅広くつながり、それをどう効果的に組み合わせるのかが重要であり、中国製造の競争力に直接関連する。中国紡績輸出企業にとって、時代遅れにならない創新と言う名の「浮き輪」をしっかりつかみ、創新で発展を促進することにより、脱グローバル化のブームで負けない立場にいることができる。